2016.01.07
おもてなしの心、それは人にしか生み出せない価値
日本人に馴染みのある言葉「おもてなし」
この言葉は知らず知らずのうちに日本人の心として取り入れられてきましたが、周知されたのは2020年に開催される予定の東京オリンピックの招致プレゼンテーションが記憶に新しいかと思います。
おもてなしの語源は「もてなす」に丁寧語の「お」をつけた言葉であり、 「モノをもって成し遂げる」という意味があります。
またもう一つの語源は「表裏なし」、つまり、表裏のない「心」でお客様をお迎えすることです
『おもてなし』の本質
人が行うサービスにおいて人と人が接することを「接客」と呼びますが、 「おもてなし」はさらに一歩進んだ対価を求めない自発的な行動です。
控えめでありながらも、見えない心を目に見えるものに表す。その為の努力を表に出さず、もてなす相手に余計な気遣いをさせないことも「おもてなし」の本質です。
どの人にも同じものではなく、相手に合わせた対応で「どのようにしたら喜んで頂けるだろうか?」を常に考えて行動することが「おもてなし」であり「人にしか生み出せない価値」なのです。